ひとりぼっちの「離島旅」が最高な理由って?
毎日、仕事や家事、SNSの通知に追われて「最近ちょっと息苦しいな」と感じることはありませんか?
過剰な効率や生産性を求められるようになり、誰かからの評価や周囲の目が気になり、自分を見失いそうになる瞬間は誰にでもあるのではないでしょうか?
そのリセットとして私が心からおすすめしたいのが「離島への一人旅」です。
忙しい日常から思い切って飛び出したった一人で「離島」へ行くのはいかがでしょうか?
私はこれまで10島以上の離島を巡り、北の果てから南の果てまで旅をしてきました。
離島には都会では決して得られない時間の流れや雰囲気が、見失っていた自分を取り戻せるような感じがします。
なぜ一人旅こそ離島なのか。
離島ひとり旅の魅力とおすすめの島を解説します。
離島一人旅をおすすめする理由
離島に一歩足を踏み入れた瞬間、まず感じるのは物理的な「距離」が生む解放感です。
島へ行くには、船や飛行機に乗らなければなりません。
その時間をかけてたどり着く過程が日常のモヤモヤを切り離してくれる第一歩になります。
① 「だれでもない自分」になれる時間
社会で暮らしていると、私たちは常に「何者か」であることを求められます。
学生や会社員として、家族として、あるいはネット上の自分としてなど様々な役割を背負っています。
そこからただの「一人の人間」になれるのが離島です。
高い建物に遮られない水平線、どこまでも続く空。
だれからも評価されないし、だれかと比べる必要もありません。
頭や心に余白が生まれるのを実感できます。
② 効率を手放す贅沢が不自由を楽しむ余裕を生む
離島の旅は、非効率なことも多いです。
船の時間に一日を左右され、天候が悪ければ予定していた絶景スポットも諦めざるを得ない。
お店の数も限られていますし、営業時間もその日によって違うこともあります。
しかし、この「自然や島の時間に自分を合わせる」という不便さこそが、一人で離島を過ごす醍醐味の一つです。
「船の時間に遅れないように計画を立てる」「今あるもので工夫して楽しむ」
いつも生活している時はイラッとしそうなことも不便な状況を受け入れ、予定通りにいかないことを『楽しむ余裕』をもてた時、日常の小さなイライラがどうでも良くなります。
また限られた不便な環境の中でこそ臨機応変に動く環境は「自分一人でも大丈夫だ」という確かな自己肯定感にも繋がります。
③ 壮大な自然と歴史に触れ、ちっぽけな悩みをリセットする
島には、人間の手がほとんど入っていない「ありのままの自然」が今もたくさん残っています。
都会にいると、どうしても自分の悩みばかりが大きく見えて、心が苦しくなってしまうことがありますよね。
しかし、島にある圧倒されるような大きな岩や、どこまでも続く壮大な海をじっと見つめていると、「自分の悩みって、この広い世界や長い歴史の中で見たら、ほんのちっぽけなことかもしれない」と感じます。
沈んでいた気持ちも「よし、また頑張ってみよう!」と前向きになれるはず。
島で深く呼吸をすれば、心も体もスッキリとしてリフレッシュできます。
10島以上を巡った私がおすすめする離島3選
多くの島を旅してきましたが、その中でも一度は行ってほしいおすすめの3つの島を厳選してご紹介します。
第1位:礼文島(北海道)



私にとってのベスト・オブ・アイランドは礼文島です。
礼文島は日本の一番北にある有人島です。
「花の浮島」と呼ばれるこの島は、高山植物が海岸線近くまで咲き乱れる独自の生態系を持っています。
夏でもひんやりしていて過ごしやすく、見たこともないような綺麗な高山植物が咲いています。
トレッキングできるコースがたくさんありダイナミックな断崖絶壁を一人で歩いていると、世界の端っこに立っているような気持ちを味わえます。
実はリゾートバイトで4ヶ月ほど滞在していたのですが、人生の価値観が変わる景色と生活を体験しました。
一番の思い出は、朝起きて外に出たときの一呼吸。 肺の中が全部きれいに洗われるような、冷たくて透き通った空気は、都会では絶対に味わえない一生忘れられない思い出です。
第2位:由布島(沖縄県)



西表島から水牛車に乗って、浅い海をのんびりと渡って辿り着く本当に小さな島。
ゆっくり、ゆっくり進む水牛のペースと、車夫さんが奏でる三線の音色に耳を傾けていると、都会で急いでいた気持ちがどうでもよくなってきます。
実はこの島、かつて台風で壊滅的な被害を受けたことがあります。
そこから、ある一組の夫妻が「この島を楽園に戻したい」と、10年以上の歳月をかけて一株ずつヤシや花を植え、今の美しい姿に再興させた歴史があります。
島全体が色鮮やかなブーゲンビリアなどの植物に囲まれており、まさに異世界。
島内にある手作りシャーベット屋さんも絶品なので、ぜひ食べてみてください!
現代の「効率」とは真逆にある贅沢な時間が、精神的な緊張を優しく解きほぐしてくれます。
第3位:石垣島(沖縄県)



人気観光地のひとつですよね!
東京や大阪からの直行便が多く、思い立ったらすぐに行けるのが最大の魅力。
1位や2位の島に比べて適度に都会なので、一人旅でもお店探しに困らず、安心して過ごせます。
特に楽しみなのが島グルメ!
とろける石垣牛のステーキや、甘辛いお肉がのった八重山そば、揚げたてのサーターアンダギーなど、美味しいものの宝庫です。
またもう一つの魅力は、自然の力強さと、古くから大切に守られてきた御嶽(うたき)などの文化が共存している点です。
八重山諸島の中心地でありながら、中心部を少し離れれば圧倒的な透明度の海が広がっています。
初心者でも「離島の良さ」をたっぷり味わえる、心もお腹も満たされる最高の場所です。
離島一人旅を「最高の体験」にするための過ごし方
せっかく一人で離島へ行くからこそできるおすすめの心のデトックス法を提案します。
- スマホの通知をオフにする
社会から離れて自分自身を見つめる時間を優先してみてください。 - 時計を外す
日が昇ったら起き、お腹が空いたら食べ、暗くなったら星を眺めて眠る。原始的なリズムを体感して、体内時計をリセットする。
もしデジタルや都会に疲れているなと感じたら、スマホを置いて、時計を外し、ぜひ離島に行ってみてください。

